トラックス：
アルバムの紹介：
前作からわずか７か月というインターヴァルでリリースされたミニ・アルバム。彼らの持ち味であるサイケデリックなハード・ロックはそのままに、前2作あたりから目立ってきたメロディアスなアプローチや、アヴァンギャルドな実験性などの新機軸を、さらに発展させたような作品になっている。「Do not do not」は歌謡ブルース・ロック的な音に、増子真二の渋くしゃがれたヴォーカルがハマっているし、インストの「Sound Reactor」などは、ギターの多重録音だけで立体的な音響空間を築き、新境地も見せている。ほかにも彼らお得意のハード・ロックやポップなメロディーの曲もあり、6曲入りミニ・アルバムといえど内容は非常に濃い1枚だ。（小山 守）
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