トラックス：
アルバムの紹介：
一聴、“LOVE PSYCHEDELICOのベッドルーム・ミュージック版”といった印象を持ってしまった。ラヴ・タンバリンズらを輩出した CLUE-L の瀧見憲司プロデュースのミニ・アルバム『I'm Here』で02年6月にデビューした Keito Blow の1stフル・アルバムは、キャロル・キングやジェームス・テイラーをフェイバリットとする、ウォームで音楽の滋養が何たるかを知っているベーシックな資質と、さまざまな生活音をエディットする今様のセンス、そして独特のコケットを含んだボーカルが油断ならないバランスで成立し、感情が求めた結果としての“人肌のテクノロジー”が新鮮。レッチリ「Under the bridge」のカヴァーの消化の仕方は象徴的かも。
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