ザ・ブラック・ダリア・マーダー( The Black Dahlia Murder )【 合計 14アルバム 109曲 歌詞 】
ザ・ブラック・ダリア・マーダー(英: The Black Dahlia Murder)は、2000年にアメリカ・ミシガン州・デトロイトで結成されたメロディックデスメタルバンド。略称は主に「TBDM」、日本でのみ「ブラダリ」など。
略歴
2001年にブライアン・エスクバック (Rhythm G)とコリー・グレイディ (Ds)によって結成される。その後トレヴァー・スターナド (Vo)が加入し曲作りを開始。このころは、このほかのメンバーは流動的だった。そしてデイヴィッド・ロック (B)とジョン・ケンパイネン (Lead G)が加入し、初期のラインナップが完成。同年、デモ『What a Horrible Night to Have a Curse』をリリース。2002年、デモ『Demo 2002』をリリース。更にLovelost Recordsから4曲入りのEP『A Cold Blooded Epitaph』をリリース。このデモがきっかけで、新人ながらもアメリカの名門メタル・レーベル、メタル・ブレイド・レコーズと契約。
2003年に1stアルバム『Unhallowed』をリリースしデビューする。2004年に、結成時のメンバーでドラマーのコリーが脱退。翌年、新たにザック・ギブソン (Ds)が加入し、2ndアルバム『Miasma』をリリース。その年の暮れに、スウェーデンのデスラッシュバンド・インピオスとの「METAL BLADE JAPAN TOUR」が決定した。同年11月、ドラマーのザックとベーシストのデイヴィッドがバンドを脱退。バート・ウィリアムス (B)が加入する。しかし、後任のドラマーが結局見つからず、ヘルプとしてエンジェル・コープス、ナイルで活動していたトニー・ラウリーノがツアーに参加する。この他、ロック・フェスティバル・オズフェストの2ndステージにも出演した。
2006年にはツアーにピエール・ラングロワ (Dr)が参加。また、同年にはダイイング・フィータス、ヘイト・エターナルなどで活動していたケヴィン・タリーがライヴに参加した。同年にはLOUD PARK 06にて2度目の来日を果たしている。その後、元オール・ザット・リメインズで活動していたシャノン・ルーカスが加入した。
The Black Dahlia Murderのメンバーは、その音楽とは裏腹に全体的にコミカルな雰囲気である。プロモーション写真/ビデオではふざけあう姿が多く収録されている。来日を果たす前には、普段メンバー同士での話し合いをする機会が少なかった為に各人が今まで押し込めてきた感情が爆発、一時期トレヴァーがバンドを抜けるという事態にも陥ったことがある。しかし、その後彼らは和解し、以前よりも関係は良くなったとのこと。