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フェア・ウォーニング (バンド)( Fair Warning )



アルバムリスト
歌手の紹介


フェア・ウォーニング(Fair Warning)は、ドイツのハードロックバンド。


ウリ・ジョン・ロートの実弟、ジーノ・ロート率いるZenoが母体となる。1989年にジーノ(Zeno)のリーダーであるジーノ・ロートがバンド活動に疲れ、解散。その当時のメンバーであったベーシストのウレ・リトゲンとボーカリストのトミー・ハート、そしてジーノ(Zeno)のサポート・ドラマーであったC.C.ベーレンスに加え、ギタリストにヘルゲ・エンゲルケ、アンディ・マレツェクを迎え入れ、フェア・ウォーニングを結成。
1992年、『FAIR WARNING』でデビュー。1993年に日本の音楽誌BURRN!のブライテストホープに選ばれ、その年に初来日公演を行う。このライブにおいて、前身バンドであるZENOの曲、「Eastern Sun」なども演奏された。
1995年、2ndアルバム『RAINMAKER』をリリース。しかし、このアルバムに伴う日本公演の直後、ギタリストのアンディが全身麻痺になるという、原因不明の病に罹る。
1997年、3rdアルバム『GO!』をリリース。これに伴うライブでは、数曲ながらアンディが演奏をした。(このライブの前にはドラムのC・Cベーレンスが脱退。)
2000年、4thアルバム『4』をリリース。しかし、来日公演直前にアンディがバンドを脱退。そして、来日公演後、トミーがバンドを離れ、活動停止(実質的な解散状態)。
その後、トミーはSOUL DOCTORというバンドを結成し『SOUL DOCTOR』でデビュー。アルバムのリリースに合わせて日本でショーケースギグ(渋谷ON AIR EAST)を行った。翌年、ヘルゲは自らのバンドDREAMTIDEを率いて『HERE COMES THE FLOOD』をリリース(2003年には、2nd『DREAMS FOR THE DARING』をリリース)。アンディはLAST AUTUMN'S DREAMでデビューした。
2005年、アンディを除くオリジナルラインナップで復活。2006年6月には、新曲「DON'T KEEP ME WAITING」を発表。7月26日には、6年ぶりの復活作『BROTHER'S KEEPER』をリリースし、10月には来日公演(広島、名古屋、大阪、東京)を行った。
2009年6月、復活第二弾アルバムとなる『AURA』をリリース。その後、6月27~29日にトミーとウレが、関東圏だけ(横浜、新宿、御茶ノ水)ではあったが、インストアイベントに来日。アコースティックライブで数曲を披露した。ヘルゲは自身の都合により来日できなかった。
10月18日、千葉の幕張メッセにて開かれたLOUD PARK09に参加。
2016年、キングレコードに移籍。初期楽曲を再レコーディングしたベストアルバム『PIMP YOUR PAST』発売、過去作品5タイトルが廉価盤でデジタル・リマスター再発。
2017年4月22日・23日、クラブチッタにてデビュー25周年記念来日公演。

音楽性

 音楽的には、ジーノの持つメロディアスさをよりハードにした、俗にいうメロディアス・ハードロックである。この音楽性が、日本でブレイクした一方で、母国ドイツでの人気は低迷。(いわゆるビッグ・イン・ジャパン)過去には大がかりな照明を設置したにもかかわらず、観客が一人のライブもあった。

ただ、日本盤が発売されると、マイケル・シェンカーから「君たちはキャッチーだから日本では成功する」と激励を受けた。

また、曲作りにおいては、リーダーであるベースのウレ・リトゲンとギターのヘルゲ・エンゲルケが担当している。バンドに同時に二人のソングライターが存在する場合、たいていは音楽性に違いが出るものだが、この二人の場合、ほとんど同じ方向性で曲を作っている。この二人の違いは、曲を多く作っているかいないかだけである(リーダーであるウレ・リトゲンのほうが多く曲を作っている)。

また、ソロについては、初期はヘルゲとアンディがほぼ半分ずつ担当していた。しかし、3rdアルバム『GO!』では、アンディは病気のため曲作りにあまり参加できず、4thアルバム『4』ではほとんどソロを弾いていない。
メンバー

トミー・ハート(ボーカル)
ウレ・リトゲン(ベース)…画家としても活動しており、日本での個展も度々開催。
C・C・ベーレンス(ドラム)
ヘルゲ・エンゲルケ(ギター)

脱退

アンディ・マレツェク(ギター)、現在LAST AUTUMN'S DREAMで活動中。