- 歌詞
- アルバムリスト
Tele
-
花瓶
作詞:谷口喜多朗 作曲:谷口喜多朗
花瓶を打ち付ける少女は、 他に気の引き方を知らなんだ。 例えば可愛らしく笑うとか、 はたまたさめざめしく泣くだとか。
写真の裏側に書いてた 日付の針を少し進めたら、 僕が君の横に転がり込むよ。 だって後が詰まってるんだ。
赤色のライト、格子に手をかけるサイモン。 彼女に教えてやってよ、あの50の方法を!
全部いやんなった! 忘れようとしたけれどもうダメだよ。 浮かんだ悲嘆だって、 あぁーあ、痛みじゃないでしょう? 眩んだ瞬間を思い出す度に悶えちまうな。 離れて戻ろうが、 ただ、うっかりしてただけさ。
詩人を気取ってる僕はさ、 今日も君を思って書き散らす。 誰かを救うつもりがあるなら、 手紙じゃ間に合うわけがないのに。
駄文の裏側仕舞ってた 景色も、いずれ廃れ消えるから。 もっと沢山の歌詞は ※ Mojim.com 忘れてゆくことそのものに愛を、 じゃなきゃ泣きたくなっちまうさ。
湿気ったフレーク、カビの生えたパンと牛乳。 床に散らす花瓶まるで花のように咲いてる。 暫しブレイク、腹が空くと少し寂しい。 こんくらいの憂いだけで 日々がいつも済めば良いのに。
割れた硝子の上を君は裸足で歩く。 歩き続ける。 割れたガラスの上を、君は一人で歩く必要はもうないよ。 共に朽ちよう。
全部いやんなった? 忘れようとしたけれどもうダメだよ。 浮かんだ悲嘆だって、 あぁーあ、痛みじゃないでしょう? 眩んだ瞬間を悔やむだけの時間、勿体がないんだ。 離れて戻ろうが、 ただ、一緒にいれただけさ。 たまたま、会えただけさ。 僕らはまた、さよなら。
僕は全部いやんなった。
全部いやんなった! それじゃ、全部いやんなった? 君は全部いやんなった?
-
|